まず金利について知ろう
お金を借りると利息がかかります。
これは誰でも知っていることでしょう。
では実際のところいくら支払っている(支払う)のか分かっていますか。
上手に利用するためには、ぜひ「金利」というものについて少し詳しく知っておきたいですね。
金利とはなにか?
借金を返済する際は、元金(借りたお金)に利息を加えて支払います。
金利は、利息をいくら支払うのかを決めた比率です。
通常、○%というパーセンテージで表記され、1年間借りた場合に支払う利息の比率(年率)が用いられます。
広告などに○〜△%と書かれているのは、「利用者によって金利が〇%〜△%の間でいろいろです」ということを表しています。
利息の計算式はこれ!
利息を計算する式は次の通りです。
借入残高(円)×金利(年率%)÷365(日)×借りていた期間(日)
例えば、借入額50万円、金利18%で30日間借りた場合の利息は
500,000×0.18÷365×30 = 7,397
となり、1ヶ月の利息は7,397円です。
30日後に、元金と利息を全て返済すれば完済できますが、そうでなければ完済するまで借りた日数分の利息を支払うことになります。
毎月の返済額、それで大丈夫?!
返済期日までにいくら返済するのかは基本的に自由に決められますが、最低いくらは支払ってくださいねという金額があります。
先ほどの例で、最低返済額が1万円だったとします。
毎月1万円を支払っていたら返済はいつまでつづくことになるでしょうか。
1回目の返済で考えると、利息が7,397円ですから1万円のうち元金の返済に充てられるのは2,603円です。
なんだかいつまでたっても完済できなさそうですね。
利息がいくらかを知らないとこんなことにも気づかないかもしれません。
最終的に支払う利息を抑えるには、金利を低く借りることと早く返し切ることです。
月々の返済額が適正なのか、いまいちど計算してみてください。